千年樹木葬

千年樹木葬のご紹介

千年樹木葬は、岩手県遠野市の曹洞宗西来院が、市から正式に認可を受けた樹木葬墓地です。

以下、本墓地のご紹介をさせていただきます。

はるか見上げる高さ。壮大なスケールの高木樹を1人1本

本墓地では、数十メートルにもなる高木樹を1人1本植えることができます(「夫婦で1本」「ペットと一緒に」などもできます)。

たとえば、ケヤキやブナなどの、大木・巨木になる樹種です。

本墓地では、どんな大木・巨木でも健康に育つことができるように、1本あたりの割り当て面積が非常に広くなっております。

以下の2つにより、これだけの面積の確保を可能にしました。

(1) 申し込み可能件数を少数に限定した(1人あたり面積が大きく取れる)。

(2) 広い面積を確保した。

宮沢賢治の愛した「遠野」

本墓地のある遠野市は、北上山地の山奥深くにあります。

きらきらと光る水。透き通る空気。そして四季がとても美しい土地です。

遠野より上流はありません。遠野の水は全て、天から透明な大気を通って、遠野へと降ってきたものです。

宮沢賢治は頻繁に遠野を訪れています。遠野には、賢治の童話「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」のモデルになった鉄道や小学校があります。

「銀河鉄道の夜」や「双子の星」などの、いくつかの宮沢賢治の童話には「透き通るような美しさ」と「壮大なスケール」があります。千年樹木葬は、その「透明感」にインスパイアされて作られています。これだけ広く風通しのよい空間を用意したのは賢治の童話の「透明感」を出すためです。大きなケヤキが、透明な空間に、透き通るような繊細な枝葉を存分に広げられるように、です。

ご家族に負担がかかりません

本墓地は永代供養墓ですので、年間管理料がかかりません。

このため、ご家族にご負担がかかりません。

また、継承者のいらっしゃらない方でもご利用できます。

四百五十年の歴史がある安心のお寺

本墓地の事業主体は宗教法人曹洞宗清水山西来院です(本墓地は宗派に関係なくご利用いただけます)。

西来院自体は天文十八年(西暦1549年)に開創された、450年ほどの歴史のある寺院です。

450年も続いてきたのには理由があります。曹洞宗に所属する寺院は、住職に後継者がいない場合、本山もしくは別の曹洞宗の寺院から曹洞宗の僧侶が派遣されて住職となるため、「後継者がいないために寺院が絶えてしまう」ということは起こらないのです。

日本における曹洞宗は道元に始まります。道元は正治2年(西暦1200年)の生まれで、曹洞宗は800年弱続いてきた宗教組織です。現在、約15000ヶ所寺が曹洞宗に所属しています。

もちろん、450年続いてきたお寺がそうそうなくなるということは考えにくいですが、万一お寺がなくなる場合でも、近隣の曹洞宗の寺院と統合されます。統合された寺院は墓地を引き継ぎますので、墓地がなくなることはありません。

安心できる盤石の地盤

本墓地のあたりは、古くから災害に強い土地とされてきました。

本墓地のある土地は1億1千万年前に形成された古い地層で、非常に安定しています。長い年月のうちに、崩れそうなところはほとんど崩れてしまっているので、これ以上崩れる心配が少ないのです。東日本大震災でも、全く崩れませんでした。

本墓地は北上山地中央南部にあります。北上山地には火山が一つもありません。北上山地は、非火山性の山地なのです。

数に限りがあります

以下の理由により、受け入れ可能人数が限定されております。

(1)平均的な樹木葬墓地に比べると1件あたりの割り当て面積が桁違いに広いため、多くの件数を受け入れるのが難しい。

(2)手間をかけて1つ1つ丁寧に造成するため、1年間に受け入れられる件数が限定されている。

本年分は、申込件数が100件に達ししだい、締め切らせていただきます。

基本的には先着順とさせて頂いております。